温湯消毒

塩水選をして、一旦乾燥させた種籾を、温湯消毒します。

温湯消毒とは、文字の通り温かいお湯で種籾を消毒します。
温湯消毒をすることで、イモチ病、バカ苗病、籾枯細菌病、タチガレ病などに効果があるといわれています。

方法
➀60度のお湯に10分間浸けます。
(この時、時間と温度をしっかりと守る必要があるそうです。)
➁10分浸けた種籾を、すぐに冷水で冷却する。
➂浸種を開始する。

以上です。

うちは、タイガーの湯芽工房で温度を管理し、温湯消毒を行います。
これは、冷水で冷やしているところの写真です。

まだ、湯芽工房もないころ、大きなタンクに、金魚の水槽で使うポンプで空気を送れるよう工夫していたころもありました。
冷却しなければいけない時に、そんなにすぐに温度は下がらないし、水を入れ替えても水道水の温度も徐々に高くなってくるしで、氷を大量に購入してきて、急いで入れたこともありました。
そのもっと前は、昔の人はお風呂場でしていたと聞いて、お風呂の中をオスバン水で消毒し、湯船の中で行ったこともありました。
今も変わらず、なぜか必死やけれど、もっともっと何にも知らず、何にも揃っておらず、あるもので工夫し、必死でした。

機械は高いけれど、機械があるとやっぱり楽で、安定します。

話はそれましたが、、、
そして、浸種に移ります。

雑記

前の記事

重労働。
雑記

次の記事

浸種