浸種


浸種とは、塩水選を終えて、温湯消毒をした種籾を、水に浸けて芽出しをすることです。

水稲の場合、積算温度が100度~120度が目安と言われています。
積算温度とは、水温×日数です。
例えば、
水温10度×10日=100度
水温15度×7日=105度
というように、水温が上がれば、日数が短くて済みます。

ただ水に浸けているだけのように思いますが、
気温が上がってくると、水温も上がってきます。
水に浸けておくと呼吸をするのかな?泡や汚れが浮いてきます。

なので、毎日水を入れ替えます。
そして、まだだと思っているけど、芽が出てきたりしてへんやんな、と、ちゃんと目で見て確認もします。

今迄に、まだ大丈夫やろ~と思っていても、ウニヨ~と芽が出てきてしまったことがあり、種まきが大変でした。(詰まって上手に撒けない。)


種蒔きは3~4日毎に行う予定をしています。
浸種は平均すると7~10日ほど必要です。

ということは、同時に2回分か3回分を浸種することになります。
ここで大切になってくるのが、袋の色分けとタグ付けです。

今は、まだ同じ品種ばかりですが、後半、色んな品種が混ざってくるときには注意しています。

浸種が終わると、次は催芽をして、いよいよ播種です。

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