タイミングの見極め

 先日刈った飼料用米の写真です。
 コシヒカリの稲刈り写真よりも、まだ青いと思いませんか。
秋晴れの中、秋風に吹かれて揺れる、黄金に輝く稲穂たちは、それはそれは綺麗です。
 赤いヒガンバナとのコラボレーション、
 ふんわり香る金木犀、
 秋は気持ちいい季節です。
一方で、台風も発生しやすい季節です。
 以前、投稿したように、兼業農家さんの稲刈りが終わるため、
 集中して獣害が出始めます。
稲は少しくらい倒れても、コンバインですくって刈っていけるので大丈夫です。
 でも、猪や台風によって倒れた稲が、溜まっていた水や雨で稲穂が水没してしまうと、発芽してしまいます。
 もうお米として食べれない、ダメってことです。
本当なら、もう少し待った方が良いんやけどなぁ。
そんな時には、水分計で水分を測ってみます。
 未熟米だらけなら、刈っても意味がない。
 青く見えるけれど、何とか成熟しているなら、刈った方がましかもしれない。

 水分計で、水分は19.9%、稲刈り適期を示していました。
 というわけで、飼料用米の稲刈りを開始しました。
 客観的指標を活用しつつ、稲の姿、稲穂の状態、今後の天気予報、現場の獣害の程度、様々な状態をもとに判断し、
 後半の稲刈りも頑張りたいと思います。


